Saturday, July 18, 2009

お蔵

主人の母の実家で山を持っているというので、山を見にいきました。
古地図みたいな立派な謄本に領域が書かれているのですが、とはいえ、宅地と違って線が引いてある訳ではないから、どこからどこまでが自分のところなのか、はっきりは分からなく、主人の父曰く、”山師”なのだそうです(^ー^)
でも、渓流があって、水がどこまでも澄んでいて、あゆややまめがいるのだそうで。蝶々やとんぼ、蜂もたくさん飛んでいて、もうどれくらいぶりなんだろう。おんぶバッタも見ました。
なんだか夢のような世界。
なんと実家にはお蔵がありました。戦争で1つは壊れてしまったのだそうですが、1つは無事だったのだそうです。
分厚い扉をあけると!!!その厚みに合わせて見切りが段々になっています。すごいぎじゅつなんですねーー。まるで、銀行の貸金庫につけられた大きな扉を思い起こさせます。
奥にはこれまた素敵な木の引き戸がありました。
お蔵は2階立てで思ったよりすごく広くてひんやりしていました。
こんなにきれいな形で残ってるなんてすごい!!!
テレビで前に京都でお蔵を改装して一階はワインショップ、2階は小さなレストランにしてるという外国人経営のお店があったのを見ましたが、その気持ちが分かる!

日本の美しい手仕事を垣間みた瞬間なのでした。

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