こんな夜空の色を見たのは初めて。
まるで地中海の海の色みたい。
でもどこかもっと近くでみたような・・・・。
そう、それは露草の色。
染め物の藍染めは、飛鳥時代には藍染めの栽培法と染色法が伝えられたと思われるのだそうですが、その前は露草などで青を染めていたのだそうです。ただし、露草は布に付着しているだけで、染着していなかったため、水に濡れると流れ落ちてしまったのだそうです。
そんなことから月草とも呼ばれ、”心が移る”、”消える”との意味を含んで万葉集でも使われていたのだそうです。
そんな深く深呼吸をしてしまいそうな青。
きれいな夕暮れなのでした。
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