実は年に一度くらいのペースでその時のスクールで一緒だったメンバーと食事会をするのですが、今回はなんと当日に例の入院沙汰になってしまい、おいしいものを食べ損ねてしまい(@0@)!!!
治ったらおいしいもの食べたい!!!と相変わらずの食い意地っぷりを発揮し大笑いされてしまいました。
ちょうどサントリー美術館で”おもてなしの美”がやってるからどうかしら?と素敵な提案があり久しぶりにサントリー美術館へ行きました。
漆器好きな私としてはとっても心弾む展示物の数々で、季節柄かおひな様のお道具や、お花見の時に使う私がお正月にお花を生けたものと同タイプのキャリー用の提重など。
その中で、高台寺蒔絵という言葉がよく使われていてとても気になったので調べてみると・・・。
なるほどーーー。やはり日本の伝統工芸の技って奥が深い!!!
そうなると、やはり気になるのが我が家の漆道具たち。
早速お気に入りのメンバーを調べてみることにしました。
まずは、我が家の提重!取っ手も実はものすごく素敵なのですが、それは置いといて、こちらは平蒔絵のようです。出すとこんな感じです。本当にうっとり(^ー^)納めてある提げにあたる箱の側面や背面にも同じようにすすきの蒔絵がほどこしてあって私の一番のお宝。
このお盆は5枚組で全て絵柄が違うのですが、こちらは高蒔絵のようです。
盛り上がっているの分かりますかねーーー。これで重なり合うものの上下関係もさらにましているような感じがします。
最後にお椀!こちらも漆の色が珍しい色だったのにほれて清水の舞台から飛び降りました(汗)
これは高蒔絵なところもあるけど、平蒔絵のような部分もあるような気がします。
この気が遠くなりそうなきりぎりすの繊細な足や、巻き蔓、虫食いのある葉などもーずーーーーっと眺めていても飽きない大好きな一品。
これらの漆器はいつも京都に旅行に行った時に必ずよる漆専門のアンティークやさんがあってそこでいつも清水のダイビングをするかどうかってことになるのですが、私が今までに買ったものは全て江戸後期の京蒔絵と言われています。(本当かどうかは分かりませんけどねーーー)
これらの漆器はいつも京都に旅行に行った時に必ずよる漆専門のアンティークやさんがあってそこでいつも清水のダイビングをするかどうかってことになるのですが、私が今までに買ったものは全て江戸後期の京蒔絵と言われています。(本当かどうかは分かりませんけどねーーー)
漆は奈良時代に唐から伝わり、平安建都とともに京都にその技術が受け継がれ発達したのだそうです。
室町時代は茶の湯と結びついたわびさびの内面的な味わい深さが感じられる”東山時代物”と呼ばれるものが登場、安土桃山時代には新興武士階級好みを代表するような華麗な蒔絵ものを”高台寺蒔絵”と呼び、江戸時代になると、町人文化が栄えた元禄の時代には本阿弥光悦や私も大好きな尾形光琳などさらに新しい技法が生まれたのだそうです。
あーーーー、そろそろ京都に行きたくなってきた(^ー^)
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