一見簡単そうなんですが、塩の量が多くないと、青唐辛子、種とかまで砕けなくて、ペーストにならないんです。でも、塩の量が多いと塩からくなってしまうし、青唐辛子が多すぎると、水分はしっとりとするのですが、辛すぎちゃうし。。。。
分量の加減がなかなか難しいんです。
今年で4回目だったかなぁ?1回目はたまたまバランスよくできたのですが、2回目はちょっと塩辛く、3回目はそれを反省してゆずの皮を多めにしたら今度は水分が足りず、パラパラな感じだったんです。
で、今年はどうしようかなぁと考えて。
塩辛さも辛さも押さえて香り高くと思うと、もっと水分が必要だなぁと思い、思いついたのが伏見唐辛子。
伏見唐辛子の方が肉厚で辛みも幾分青唐辛子よりまろやかなので、まぜたらいいんじゃないかって。
そういう気持ちで改めて比べてみると、青唐辛子は身がしまっていて硬く、水分がもともと少ないんです。それに比べて伏見唐辛子の方が、少しオーバーに例えれば、パプリカに近づいた感じで水分が多いんです。
というわけで、だらだら長くなりましたが、今年のバージョンができあがりました!
私の思惑通り、塩辛さ、辛さが押さえ気味で、ゆずの香りも高いしっとりタイプができあがりました(^0^)!
ゆずの皮をすりおろすのがものすごく大変な作業ではあるのですが、とってもシンプルで奥の深い珍味なのでした。
でも、これ、ちょっと料理に添えると本当に料理屋さんに行ったみたいな味になるんですから。不思議ですよねーーー。
この作業をすると、秋がきたんだな。。。。って思います。
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