うちのウンベラータは今から7年前に購入した高さH2300もある大きな木。正式にはフィカスウンベラータで、フィカスとはゴムの木という意味。
つまり、熱帯地帯に育つ植物なんです。
この家に越してくる前に、家の中に緑が欲しくて高さを指定してわざわざオーダーした大事な木。
今はよく見かけるようになりましたが、当時はまだ珍しい木でなかなか売ってなかったんです。
ウンベラータは暖かいところが大好きなんですが、前の家でも寒くなってくると、私がいないときは1枚も葉が落ちてないのに、家に帰ってくるとこれみよがしにバサッ!と大きな音をたてて葉を落とすんです。ほんと、”私寒いんですけど!”って訴えられてるみたいであのねー!って笑ったものでした。
そんなウンベラータもだんだん大きくなり、越してきてからはバルコニーがとっても気持ちいいので、外に出すことにして、4年かけて外でもたえられるようにスパルタ教育をしたんです。
1年目は秋になったら家にしまい、2年目は冬になったら家にしまい、3年目は雪が降ったら家にしまい、4年目にはとうとう出しっぱなしで過ごさせて。
そうしたら、なんと、秋になると葉を黄色に紅葉させて全ての葉を落とし、冬は枝のみでこすように変化したんです。
仕事でお付き合いのある植木屋さんに話したら笑われた(^-^)そんなのありえないよ!って(^-^;)
そんなわけで、元気にしていたはずのウンベラータ。3月あたりに枝からツクッと新しい芽になるであろう硬いよろいをかぶったつぼみが出てきていたのですっかり安心していたら、あれ?一番外側の硬い帽子の下からいつもなら出てくるはずのにそのまましぼんでる???え?なんで???
って、それからはもう心配で心配で。
枝の先も心なしか茶色くなってきてるし。(生きているところはちょっとグリーンがかったグレーベージュなんです)
5月の連休過ぎても、まだその様子なので、いよいよまずい!おかしい!
それで、園芸士でしたっけ?姉とよんでいる友達が樹木に詳しいので相談してたらちょっと刺激を与えるために枝を切ってみたらと言われ、切ったら、はっきり先端は枯れている!ガーーーン。でも切っていくうちに、まだ勢いよく水を吸い上げているところもあって。あっ。この子まだ生きてる!とプランターの根切りもしてこちらも水の吸い上げがよくなるように刺激を与えて。
あとは、ひたすら毎日がんばれ!と話しかけて。お水をあげて。
そうしたら、なんと出てきました!新しい芽。6げつになって。やっとやっと。
よかったーーーー。
今年は、春に入ってから本当に寒かったですもんね。
人間も体調整えるの大変でしたもんね。
本当に生きててよかった。やっと我が家の春が出揃いました(^-^)
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