ご心配とご迷惑をおかけしましたが、ようやく退院いたしました!
12月6日の日曜日、突然の激痛(腹痛)に襲われ主人にかつがれ救急外来へ行って以来、そのまま緊急入院!一番動揺していたのは主人だったかもしれないけど、私は何も考えられないくらいの激痛で。
そもそも、健康に気を使わないといけないなぁと人間ドックを受けることにして前の日の土曜日にドックを受けてバリウムを飲んだんです。その日2回のバリウム便が出て、次の日の朝もう一度バリウムの混ざった便を排出して30分くらい経ってからのこと。
その日はイギリス時代のお花のメンバーとランチをする予定だったのでルンルンで朝早く起きて、洗濯ものの仕分けをしていたら・・・・・。
激痛ながらも、あれ?バリウムつかえちゃったのかな?って軽く考えてたら、病院ついてCT、レントゲン、エコーと色々検査してもバリウムが光って痛いところが写らず原因が特定できないと・・・・・。
なぜか腫瘍マーカーも普通30代のところが120もあって、もう腸が破裂してるのではとか、腫瘍ができてるとか、穴があいてるとか、今すぐお腹あけて人口肛門になるとか、前に手術したところと癒着してる(この線が一番濃いとは思うけど)とかで、主人はお医者さまに散々脅されて、私には最初言えなくて。
そのまま私からすれば監禁状態!
原因が分からないから経過を見ますということで、痛み止めもなしで3日間うなりっぱなし(^ー^;)2時間おきくらいに看護士さんや先生が様子を見にきて夜中でも熱があがれば(39度くらいに上がったんですよね・・・・)それ!病状が悪化した!!!とばかりに看護士さんに車いすに乗せられ全速力でレントゲンなどの検査と採血。
本当にどうなっちゃうんだろうと思いました。
6日間ずーーーーっと点滴のみで水も1滴も飲んじゃいけないと言われ、お腹は痛いからくの字にいつも曲がった状態(仰向けができなかったんですよ(^ー^;))病院も床の色が黄色なのと化粧室しか分かってなかった私が唯一眺められたもの。幸運なことに窓側の東南のお部屋の6階で朝6時に起床なんですが、ベッドから朝日が地平線にオレンジ色に変わるのが見えるんです。お腹が痛くて右肩を下にしたままの体勢でずーーーっといたのでしまいには肩が火が出るように痛かったですが、それ以上にお腹が痛くて(汗)
でも、本当にきれいな空。
少し日が昇ってくるとこんな感じ。夜はビルの夜景がパノラマで見えるので。たまたま最初の夜に看護士さんがブラインドを20センチほどあげて夜になったのですが、それでこの雄大な景色を見ることができました。 動けるようになって分かったことは、一枚目のような濃いオレンジ色の光が一直線に色を染めるときは、ロビーから富士山が見えるんです。
この2枚目みたいに雲が多い時は1枚目のような一直線のオレンジ色の空にはなりません。
そして。朝検温とかで来てくれる看護士さんも1枚目のような空の時は必ず、今日は富士山がとってもきれいにみえますよ!って言うんです。
不思議ですね。
私の家の近くでもこんなに視界が開けているところがあるんですね。
うつらうつらしか眠れない日々が続いた私には唯一癒される友のような存在でした。
7日目にようやく許された重湯のセット。口からものを入れられるって食いしん坊の私にとっては何よりの幸せでした!
それから3分粥、5分粥、7分粥、全粥、常食とさらに5日費やし、ようやく2週間近い入院生活から解放!
ほんと、出所した気分でした(笑)
私の右腕ちゃんのスタッフも冗談で”おやびんお勤めご苦労様でした。しゃばの空気は寒いです”って言っちゃったくらい、みんな出所って言葉が思い浮かんじゃったみたいですよ(笑)
引き金はバリウムでおそらく前の手術と腸の癒着なんじゃないかと思うのですが、(バリウムは私のような詰まり方をしないのだそうです)はっきりした原因は特定できず、1月にまた腸の検査はありますが、(最近は患者さんから訴えられたりするから慎重なんでしょうね。)私も原因がしっかり分からないと気持ち悪いので、しっかり調べてもらおうと思います。
健康に気をつけなくちゃ!と食生活はかなり気をつけていましたが、運動もしなくちゃ、とか管理もしなくちゃ!なんてまじめに取り組み始めた矢先につんのめった感じで(^ー^;)
皆様もくれぐれもご注意下さいませ(^ー^)