Monday, July 21, 2008

エミリー・ウングワレー展

国立新美術館に行きました!
実は、なかなか行き損なっていてなんと初めて中に入ったのですが、ちょっとフランスの空港みたい!

なんだか旅行にきた気分にひたれます。


初めてバリ旅行に行った時に偶然見つけたアボリジニアートのギャラリー。バリはオーストラリアから近く、当時このギャラリーのあったスミニャックはオーストラリア人の人が多く泊まる地区で、週末は海辺のカフェが野外クラブになって音楽はカフェデルマーとかがかかっていた。


そんな風に楽しめるリゾートを初めて知ったので、当時すごく新鮮な気持ちで開放感あふれるリゾートを楽しんだ記憶があった。


そんな時に見つけたアボリジニアートはすごく力強くて素敵で、釘付けだったのに、旅が始まったばかりだからと、あの絵を買って帰らなかった。


それが今も後悔していて、2年前に仕事の視察でバリに行った時、スミニャックも少し通るというので、あの時のギャラリーないかなーって歩いたのだけど、様子が変わっていて見つけられず・・・。


エミリーウングワレーさんはなんと80歳から初めてキャンバスに絵を描き始め、8年間あまりの間に3000点以上の作品を描き上げたのだそうです。


アボリジニアートは、大地からのメッセージを伝えるもので色々な意味があると聞いたことがありますが、この点描画は、宗教上の行事の時にほどこすボディーペインティングからきているとのことなのだそうです。


色彩の力強さ、やさしさ、躍動感となんとも言えない雰囲気に包まれて幸せな気持ちでいっぱいになる大作の作品たちにすごく満足すると同時に、ますますアボリジニアートへの興味が増した一日なのでした。

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