Thursday, November 23, 2006

ねぎみそ鍋



先週仕事でバリに行っていたら、日本との気温差が20度以上と寒暖差がはげしく、しかも出かける前によくあるパターンで、全ての仕事をこなしてから出発だったためか、ともかくすべての悪い条件がそろい、帰ってきたら安心してダウン!熱は38度出るし、お腹壊すし、おまけに咳と鼻まで出てきてのども痛いしとで最悪のコンデション!3日間トイレに起きる以外はずーーーーーーっと寝ていると言う自分でもよくこんなに眠れるなぁと思うくらいに眠り続け、今日は約束もあったので起き上がりリハビリ(^-^)

そんなわけで、病院からはこりゃこのお腹の音だと食べても多分だめだからと栄養補助剤を出され、ご飯は食べなくても大丈夫だよと言われてたんですが、家に帰ると、ともかく栄養つけないとと細々指示を受け、我が家の食の見張り番のいう栄養価の高いバナナやはちみつ、りんごをすったものなどせっせと食べさせられ、おかゆまで食べれるようになったんです。
でも、ほんと体っておもしろくて、必ずその時体が欲してるものを食べたくなるんです。今回は梅干。
母にもたされていますがいつもは毎日食べるほどではないのに、ともかく梅干が頭にぼっと浮かんじゃうんです。梅干は殺菌作用ありますよねー。だからかなーなんて後から思ったりして。

で、まだ動物性たんぱく質を摂取してない私は今晩はお鍋かなぁと思い、お豆腐も野菜もたっぷり家にあったので、何かこれでということになったんです。
ところが、お豆腐はすき焼きの残りに焼き豆腐なので湯豆腐にはちょっと難しく、うーーーんとうなっていたら、主人があの本見てみたらというので。
あの本とは松田美智子さんのいまどきのなべ
ほんといつもおいしく新鮮な感覚でいただけます。
今回はほんとはかきと合わせるお出しでしたが、

かつおとこんぶの合わせだし6カップ
しょうが3/4カップ
白髪ねぎ1本
ごま3/4カップ
白みそ大さじ3
みそおおさじ1
お酒1/4カップ

となんだか風邪にもよさそうだったのでこれにしました!
いただくときはあさつきの小口切りをたっぷり入れてお好みで七味やゆずを入れるんだそうです。
仕上げはおうどんと書いてあったのですが、これが本当によく合うんです!
考えたら、お出しにしょうがにおねぎにごま。
おうどんが合うにきまってますよねー。
体もホカホカに温まりますし、これから多くなるお鍋メニューに是非おすすめします。

Thursday, November 09, 2006

恵比寿イタリアン ラ・ビスボッチャ


いやーな予感がする気が重い打ち合わせってありますよね。
今日はまさにそんな1日。
クライアントのご予算とやりたい内容がかけはなれていて、絶対金額追いつかないからなんとか妥協点を話し合わなければと思って臨んでいるのに、妥協はしたくないと言われた時にはほんと困ったなーと思いますよねー。なんだかうまく進まず力が抜けて、夜も遅くなってたし、どーしよーかなーっと思ってたら、我が家の食いしん坊もちょうど仕事が終わったから外で食べようというので、気分転換にそうすることにして、さてどこで食べようかーってことになり、とりあえず白金にあるカルミネさんの店に各自集合ということになったんです。田町から向かう私はタクシーに乗り込み慶応の横を通って白金方面へ。
途中携帯が鳴り、”向かう途中でよさそうな店を見つけたから場所変更するよ”とメールが入り、指示のもと天現寺交差点の方へ向かうと、一目で我が家のハンターが好きそうな店構えの1軒屋があり、絶対ここに違いないと確信し、”運転手さん止めてくださいー!”
タクシー降りたらテントにボワーっと光で映し出された文字が見えた。
LA BISBOCCIA 間違いなく指定された店だった(^-^)
中へ 入るとますますなんともいごこちのいい空気で、あれ?イタリアにきちゃったのかな?というくらい日本の空気が微塵もない。
驚いたことに、イタリア人客の多いこと。
もしかして、ものすごいいいとこ久々に見つけちゃったんじゃない?と言うと、ハンターは鼻高々に”どーお。僕の鼻は!”とご機嫌なご様子。
いいからメニュー見てみてと言うのでメニューを広げると、これまた日本人用に全くいじられてない王道イタリアンで、ローマかどこかに来ちゃったみたいで、さっきまでの気落ちしていた私はどこへいってしまったのというぐらい、目が爛々とメニューを追いかけていた。
ほどなく店員さんがきて、今日の魚をワゴンで運んできて説明してくれ、パスタも手打ちパスタに本日のソースメニューがあり、全部試したい!と食いしん坊の食い意地が出そうになってしまった。
今回は、生ハムの盛り合わせ、花ズッキーニのモッツアレラチーズ詰めのフリットに、パスタは野菜のオレキエッタとフレッシュポルチーニのパスタ。メインは子羊のローストでしたが、どれも味が日本のイタリアンの味じゃない!子羊はジューシーで香りがよくもちもちしていてすごくおいしい!
お腹はすでにいっぱいだったけど、ワゴンいっぱいに運ばれてきたデザートのケーキがこれまたすごくおいしそうで、グラッパの種類もものすごい種類で全てワインの名前が分かるような今までにあまり見たことがないものばかり。
店内のインテリアも堅苦しくなくアンティークレンガが使われていて落ち着いた雰囲気で、ほんとうに扉を開けたらイタリアにタイムスリップしてしまったような夜でした。

Friday, November 03, 2006

上海蟹!!



今日は横浜中華街へ旦那さまの家族皆でおでかけ。秋は恒例となりつつある上海ガニツアーです。
去年は雄蟹にしか出会えなかったので、今年は雄雌両方食べたい!と主人の弟くんがばっちり調べ上げたお店で期待は高まるばかり。
早く着いてしまったので、大通りを散歩していると、聘珍楼の前に出ていた看板をみて突然父が、立ち止まり上海ガニも大きな声じゃ言えないけど、出身地が大切なんだよねー。と一言。陽澄湖の蟹が由緒正しい出身とのこと。ちなみに聘珍楼は陽澄湖と大々的に書いてあったんですけどね。
予約していた珠江飯店に着いて早速母が出身地を尋ねると、やりました!由緒正しい陽澄湖とのこと。しかもお店の人が言うには、創業60年の創始者が初めて横浜中華街に陽澄湖の上海ガニを紹介したという申し分ないくらい今日のテーマにあっているお店。最近は上海ガニと言って、フランスのセーヌ川から来た蟹もいるらしく、ちゃんと腕にタグをつけているのが本物らしい。そういえば、松葉ガニも腕にタグがついてますよね。
さて、それではお店で教えていただいた役立つ上海ガニのうんちくを少々。
上海ガニは卵をつけた雌がおいしいとされていますが、それは10月までとのこと。11月に入ると身が痩せてくるので、この時期は雄の方がおいしいんだそうです。
雄雌の見分け方は、下の写真のように裏にかえし、左側の蟹みたいにはかまが丸いのが雌、右側のように丸いはかまの真ん中にもうひとつ割れ目が入っているのが雄なんだそうです。
雄は雌と違ってミソがおいしいので是非食べ分けてみてください。
また、紹興酒を甲羅にたらして混ぜて食べると絶妙な味になるので是非お試しを!(私本人は、今回は運転役だったので、実は味が分かってないんですけど(^-^;))

Thursday, November 02, 2006

ビーフシチュー


今日は、大きなプレゼンが終わってすがすがしい気分。
久々に、お夕飯がんばるかーっとなぜか今日の気分がビーフシチューだったので、牛肉を買いにスーパーへ。
玉ねぎは、この前まとめて鎌倉で買ったものが保存されていたし、あとは赤ワイン!
プレゼンが終わって気持ちの大きくなった私は赤ワインだけで煮込んでやるーーーとオーストラリア産のカベルネ種ワインを買い込み早速準備へ。
前回焼肉をした時に、お肉にはちょっとうるさい母からこのお肉の部位はだめねー。このすじ覚えておいてーとだめだしが入ったにもかかわらず、すごくやわらかかったので、首をかしげ、あーーーっ。秘密はたれにあるに違いないっていうんです。母に言わせると、梨やりんごは肉をやわらかくする作用があるらしく、コストコで買ったたれには梨が入っていたんです。絶対このせいだって。
へーーーと印象に残っていたんですよ。そしたら、たまたまラ・フランスが冷蔵庫にあったので、そうだ!入れてみようと1個摩り下ろし、牛肉と赤ワイン1本、玉ねぎ3個にトマト缶、じゃがいも、マッシュルーム、それにラフランスを入れてことこと1.5時間。いい香りがしてまいりました!
赤ワインは煮込む前にもちろん味をみるためにと飲み始めちゃってますから、もういい気分!
でも、不思議なもので、出来上がったシチューは飲んだ赤ワインの味がちゃんとするんです。
しかも、お肉がやわらかい!やはりラ・フランス効果かしら?
あれ?出来上がりがなんか茶色。食べてから気づきましたが、ブロッコリー忘れたー!
やっぱりキッチンドリンカーはだめですね(^-^;)

Wednesday, November 01, 2006

新米!


今年の新米はおいしい!!!
炊きあがったお米をあけた瞬間に、つやつやに光ったお米が顔をのぞかせると、もうたまりません!絶対間違いなくおいしいに決まってる!
ある日、うちの旦那様が鉄釜を買ってきて、今日からうちは鉄釜でお米を炊きます!と高らかに宣言された時にはびっくり仰天でした。
えーーーーー。私管理できるのかしらって感じ・・・。だって、鉄ですよ。鉄。手入れしないとすぐさびちゃうんじゃないですか???やだー。性格的に向かない(^-^;)
そんな私も、小学校時代の夏の臨海学校生活でならした飯ごう炊飯の腕をいかして水加減と、火加減をばっちり管理!鉄釜は、炊いてすぐに洗って拭けば以上手入れ終わり。意外と簡単で、それ以来電気釜はすっかりお蔵入りになりました。やっぱりガスは電気とは違いますよー。ほんと。炊き上がりがぜんぜん違います。
それにしても銀シャリとはよく言ったものですよねー。
つやつやで1つぶ1つぶが立ってます。
お米は九州で1年分をお願いしている私の両親から分けてもらっていて(というかくすねていて)、毎回精米して送ってもらっているので、やっぱりスーパーで買うものとは全く別物ですよね。
おかずなくても甘くて、もちもちしてて本当に幸せで日本人でよかったーと思う瞬間なのでした。