

■■パトリシアの日常のつぶやき■■ アートフラワーの師匠であるフランスのアーティスト、エミリオロバ氏が来日された時、いきなり君はパトリシアだ!と命名され以来ミドルネームのような存在。おさるのパティーが日ごろのとりとめもないことを並べたつぶやき集です。


我が家に京都から白侘助がやってきた。とっても丁寧な対応の花屋さんで、きっと間違いないものが来るのかなーと思っていたけど、やっぱりのびのびしたおおらかそうなかわいい子が来ました(^-^)!まずは我が家の主に紹介したら、長旅で疲れてるからすぐにシャワーに入れてあげなさい!と万全のお出迎え体制。了解です!私よりずっと動植物に対してやさしいんだよなー。それにしてもシャワーを浴びて気持ちよさそうな表情じゃないですか?もちろんバルコニーのお仲間全員にも紹介し、よく面倒みてくれるように頼みました(^-^)あーー、やっと会えた!本当に嬉しい!!!
わーー、ちゃんとこけまであるなんて、すっごくかわいがられて育ってきたんでしょうね。お里がいい子がきましたね。我が家でもうんとかわいがってあげないと。いっぱい話しかけて愛情いっぱいに育てなくちゃ。
あれ?もう花が終わっちゃってるんですけどいいですか?って言われてきたのに、つぼみが2つ付いてる(@0@)やったーーーー!ラッキーです(^0^)来年まで心待ちに待とうと思ってたのに、もしかして今年花を拝めるのかしら(?0?)今度こそうまく根がつきますように!
京都の錦市場の一角に自然食というちょっと惹かれるお店があった。知らず知らずのうちにそのお店に吸い込まれるように入ると、色々なナチュラルな食材が売っていた。でも、一番惹かれたのが奥に陳列されていたお米の数々。無農薬のお米を提携農家から直接入れているという。もちろん今お米にすっかりはまっている我が家としてはちょっと試してみたいかも!ということになり、1キロだけ買うことにした。
こちらが近江米の炊き上がり。もちもちした感じで粒がひとつひとつピカピカです。
お茶碗によそうとこんな感じ。このお米もやっぱりよく市販で炊いてある玄米と違い、白米に胚芽の部分がプラスされているような感じですよね。食べた感じは粒がしっかりしていてもちもちしています。
こちらが耶馬溪米。炊いてしまうとほとんど見分けつかないかも。こちらももちもちです。
さてさて、今回のもうひとつのテーマは町屋を訪ねること。そこで、早速お昼も町屋を再生したお店へ!
それにしても、京都でなんでうなぎ???って、我が家の食いしん坊の大好物なんですよね(^-^;)関西のうなぎはやわらかくてたれもさらっとしていてちょっと味が違います。すごくおいしい!
さてさて、ここから謎解き第一弾。蒸しあがるまで30分近くかかるけどいいですか?って言われてもちろん!(雪であまりに寒く室内でちょっと温まりたかったのでした。(笑))て待ってる間に見つけた雑誌に目が点!なぜか本阿弥光悦と琳派についての特集になってるではありませんか。わぁー、偶然だけど今ちょうど見てきたから読んでみようとめっくっていたら、光悦は刀剣の鑑定をする裕福な家に生まれて、小さいころからいいものに触れて育ち目利きになり、茶道、書の世界に興味を持ち尾形光琳らと一緒に芸術を広めていこうとしたのだそうです。
当時刀は螺鈿や漆芸、蒔絵などかなり贅沢なものだったので、小さい頃から最高の技術を目の当たりにしていたのでしょうね。そういえば、光琳も呉服問屋の裕福な家庭に生まれて小さい頃から着物に囲まれて目利きになったと前にNHKの特集でやっていたんだったわ。彼の有名な杜若の屏風絵も実は着物のパターン(リピート)のテクニックを応用して描かれているので、よく見ると、同じパターンが連続してるんだとか。
私が大好きな世界のひとつにこんなところで会えるなんて。ますますお花を生けてお抹茶でも一服いただきたい気分でいっぱいになってきていたところへ・・・・。
ところで、我が家の旦那さまがなぜ週末の京都に興味を示したかと言えば・・・。答えは簡単です。京都は東京では手に入らないジャズのレコード屋さんがあるからなんです(^-^;)
で、寒いからここで待ってなさいと指定されたところでお茶してることに。(私がいると気になって視聴が楽しめないらしいんですよ(笑い) )もちろん、ここも町屋を再生したカフェ。今回のテーマです!そしたら!です!あれあれ、なんでこんなところに川瀬敏郎さんの本があるの???マニヤックすぎる!この方は白洲正子さんが唯一認めた華道家で、鶴川にある武相荘の花は全て川瀬さんが生けています。何年か前にネスカフェのコマーシャルに出てたんですが、興味のある人じゃないと覚えてないですよね(^-^;)
川瀬さんは椿を生けるのがすごく上手で、この本でも私も以前見に行ったことのあるうちだという麻布の骨董やで椿を生けたときの特集が出ていました。
ますます私の心は椿でいっぱい。実は、侘助という茶花では有名な椿を育てたくてチャレンジするのですが、どうしても我が家を気に入ってもらえず、2本も枯らしてしまって、ものすごくいつも心残りだったんです。それにしても、このカフェすごく素敵ですよね。何時間いても飽きないなー。ここも梅と椿が生けてありました。
そんな中、旦那さまも戻ってきて隣のイタリアンに入ったら、あの花屋はダニエルオストの時に出てきた花屋に間違いない!と突然彼が言った。我が家の食いしん坊のすごい能力のひとつが一度見たものは間違いなく記憶してしまうということ。これは本当にいつもびっくりする。ちなみにダニエルオストはベルギーで有名なフラワーアーティストで2年くらい前のお正月に仁和寺にダニエルオストが花を生けるという特集をNHKがドキュメントで番組を作っていて、お花が好きな私に付き合ってみていた彼が間違いなくダニエルが日本で信頼するスタッフとしてあの花屋で材料を手配していたシーンがあったのだそうだ。えーーー?ほんと?(・-・?)なんで興味のある私よりあなたの方が詳しいわけ??
なんて話していたら、最後にまたまたつながった。なぜかイタリアンなのに茶花づかいなんて本が置いてある。またなの?今度はなんだろう。今日は本当に変な日。って手にとっていたらダニエルオストの記事があって、そこへオーナー婦人がやってきて、お花お好きなんですか?という。はい!と答えると、あっ、ダニエルさん来日されると必ずうちでイタリアン召し上がるんですよっていうんです。彼はバローロ以外のワインは召し上がりませんと。やれやれ。私の師匠のエミリオロバさんもバローロが大好きなんだった(^-^;)
なんとお隣の花屋さんがこのお店の大家さんなんだそうで、またなんでそんなところを我が家のハンターは選んじゃったんだろう。今回は全てうちのハンターが選んだところにきたのに、なぜか全てお花につながった旅だった。でも、私にとってはすごく嬉しい偶然の重なりで。きっと何か意味があるんだろうな。よーーーし。とりあえず帰ったら琳派のことを少し調べてみますか。
今回の京都の旅、私は洛南に行きたい!と言ったのですが旦那さまは洛北に行きたいと言う。まあ私はどこでも方向さえ決まれば行ってみたいお寺は山ほどあるので了解!とルート探索を開始。大徳寺周辺のお寺を訪ねようと、光悦寺、源光庵、今宮神社、高桐院、大徳寺とめぐることにしました。
これが今回の不思議な1つにつながる旅への出発になったのですが・・・。そのなぞ解きはまた後でにして。
私が選ぶお寺はお庭が素敵なところをどうしても選んでしまいがちで、したがって禅寺の侘びさび系か、豪華な回遊庭園系になるわけなのですが、今回は全て侘びさび系のお寺を選んでいて、ようく解説を読んでいたら、あれれ。本阿弥光悦が徳川家康から拝領し、芸術村を営んだ地と書いてあるではありませんか。7つの茶室があって、小さいけれどすごく趣味のいいお庭です。
コケもきれいでした。実は雪がまっていたんですが、木立の光の影がすっごく美しいですよね。朝早くに起きた甲斐がありました!
源光庵の悟りの窓。
と、迷いの窓。ここも禅寺ですが、秋はこの窓からの景色が真っ赤に染まります。冬の雪景色も心静かになってとても素敵です。その後訪ねたお寺も全て禅寺系で全て安土桃山から室町にかけての時代背景で、どこでも千利休の名前が出てきます。大徳寺の三門にいったっては、千利休が秀吉の怒りをかい、切腹を言い渡されたところで、千利休、小堀遠州(非公開で私が一番見たかったお庭は見れなかったんですが)にゆかりのある茶湯の世界の名庭ぞろいでちょっと市内から離れた山里のようなところでした。
道をちょっと歩くと、こんな染物をやっているお宅や、
地野菜を朝市で売り歩く人。
金曜に私が大阪出張だったので、思い切ってそのまま京都で週末を過ごそうかということになり、主人とお夕飯に向けて各自京都へ集合!いつも京都に来るとどうしてもなかなか普段食べれない会席料理を食べることが多いのですが、今回は冬にしか楽しめない水炊き鳥鍋を食べよう!と老舗の鴨川にある鳥初へ。
イメージしていた通りの白濁したスープ!!!キャベツを一度火入れしてくるくる巻いてたり、湯葉が入っていたり、やっぱり京都のお料理は一手間違いますよね。
今回勉強になったのがお薬味。京七味と好みで塩を加え、たっぷりとショウガ汁を入れていただきます。このショウガ汁をたくさん入れると白濁したスープの味がすっごくしまって、本当に美味しい!新しい発見でした(^-^)
2人でちゃぶ台囲んだ個室なんですが、このサービステーブル素敵ですよね。
そして、このストーブ!しぶい!!!年配のお姉さんがお給仕をして下さるんですが、こわいのかなーと思ったら、すごく気さくでやさしくて。京都の方ってなかなかつかみづらいから、これはいい旅のスタートの予感です。
雑炊はあのスープを全て吸い込むのですから。もうリゾットのようにまあるいまあるい極上の味です。
お化粧室のお隣はこんな洗面台。ここの辺りはきっと昔は料理旅館だったのでしょうね。そういえば、門の前に立った瞬間に中から人が出てきてようこそおこしやすと声をかけられ、さぁさぁと中に招きいれられたら、みんなご年配のお姉さま方がお着物をかっちりと着こんで並んで立っていて、靴を脱いだ長い廊下の入口には細長い小窓が空いていて、じいやみたいな方とか、会計係みたいな方、板さんとかやたらの人数の人がその小窓から頭を下げてくれたんだった。きっとここが昔はレセプションだったんでしょうね。
なんと女の子にチョコレートをもらいました(^-^)さすがに女性にチョコレートをもらった経験は今までなかったのでちょっと嬉しい。
カリフラワーブジアを作ります!ジャガイモは長崎の新じゃが。玉ねぎは粗ミジン。カリフラワーに、あっっっ!!!オクラ忘れたーーーー。しょうがない。緑が欲しいからインゲンで代用。
オリーブオイルににんにくを入れ香りがしてきたらクミンを入れ、玉ねぎを炒めます。
カイエンヌペッパー、ガムラマサラ、コリアンダー、ターメリック、塩を入れ、茹でたジャガイモ、カリフラワー、インゲンを加え炒めます。
オクラだと、ちょっと粘り気がでるのでジャガイモが崩れてきたペースト状のものと絡んでおいしいです!今日はインゲンなので、ちょっと見た感じもさっぱりしてますよね。
なんと、黄ニラを見つけました!もう1品お野菜料理を。
もう1品はお嫁ちゃん作。海老マヨ!彼女は私と違って仕事がすごく丁寧。海老の処理も丁寧にこなし、一回揚げてから和えたプリプリの海老マヨは絶品でした。
さてさて、我が家はなぜかシェフが買い物の時は威勢がよかったのに、あれれ?5時からビールタイムになっちゃってご指導係になっちゃったので急遽アシスタントが代打で全て担当(^-^;)アサリのブロードを作り、そのブリードでカブをやわらかくなるまで茹で、フードプロセッサーでペースト状にし、残りの茹で汁と合わせてポタージュより少しやわらかくなる程度のソースに仕上げます。スズキはオリーブオイルで塩コショウしてフライパンで両面を軽く火を通したら、200度のオーブンで10分位。皮がカリカリに色づいてきたら出来上がり。カブの葉は茎と葉の2等分にし、先ほどのお魚を炒めたフライパンで軽く炒め塩コショウします。あさりの出汁と、お魚の塩味で食べさせるさっぱりした冬の味。胃が弱っている時もこれならスッと食べられます。お好みでオリーブオイルを仕上げにかけて下さい。
デザートは再び妹ちゃん作。これまたさっぱり味のゼリーで私好み!
皆お料理できると楽しい!というか食べることが全員好きでよかった。どんなレストランより贅沢な時間。とってもいい週末でした。
我が家の朝ごはん和食革命がおきて早7ヶ月。すっかり和食の朝ごはんが定着しました。それにしてもうちのカフェラテ職人はどこへ行ってしまったのやら(^-^;)