Sunday, February 17, 2008

京都の旅:その1

金曜に私が大阪出張だったので、思い切ってそのまま京都で週末を過ごそうかということになり、主人とお夕飯に向けて各自京都へ集合!いつも京都に来るとどうしてもなかなか普段食べれない会席料理を食べることが多いのですが、今回は冬にしか楽しめない水炊き鳥鍋を食べよう!と老舗の鴨川にある鳥初へ。
入口から風格のある佇まいですね。ちゃんと水打ちがしてあってお客様をお出迎えする体制。こちらもシャキっとした気持ちになります。こういう日本人のシャンとした気分ってなんとなく好きなんです。
ちなみにお隣はかの有名なたん熊さん!わぁー、すごい立地なとこなんですね。

イメージしていた通りの白濁したスープ!!!キャベツを一度火入れしてくるくる巻いてたり、湯葉が入っていたり、やっぱり京都のお料理は一手間違いますよね。
今回勉強になったのがお薬味。京七味と好みで塩を加え、たっぷりとショウガ汁を入れていただきます。このショウガ汁をたくさん入れると白濁したスープの味がすっごくしまって、本当に美味しい!新しい発見でした(^-^)
2人でちゃぶ台囲んだ個室なんですが、このサービステーブル素敵ですよね。

そして、このストーブ!しぶい!!!年配のお姉さんがお給仕をして下さるんですが、こわいのかなーと思ったら、すごく気さくでやさしくて。京都の方ってなかなかつかみづらいから、これはいい旅のスタートの予感です。
雑炊はあのスープを全て吸い込むのですから。もうリゾットのようにまあるいまあるい極上の味です。
お化粧室のお隣はこんな洗面台。ここの辺りはきっと昔は料理旅館だったのでしょうね。そういえば、門の前に立った瞬間に中から人が出てきてようこそおこしやすと声をかけられ、さぁさぁと中に招きいれられたら、みんなご年配のお姉さま方がお着物をかっちりと着こんで並んで立っていて、靴を脱いだ長い廊下の入口には細長い小窓が空いていて、じいやみたいな方とか、会計係みたいな方、板さんとかやたらの人数の人がその小窓から頭を下げてくれたんだった。きっとここが昔はレセプションだったんでしょうね。
きちっと掃除が行き届いて黒光りした板目は気持ちよく、シャンと仕事を長年やってきてる誇りを感じました。そして変わらない味を守り続けていくこと。今までとはまた違った京都の一面を見た感じがしました(^-^)



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