Saturday, February 23, 2008

無農薬近江玄米

京都の錦市場の一角に自然食というちょっと惹かれるお店があった。知らず知らずのうちにそのお店に吸い込まれるように入ると、色々なナチュラルな食材が売っていた。でも、一番惹かれたのが奥に陳列されていたお米の数々。無農薬のお米を提携農家から直接入れているという。もちろん今お米にすっかりはまっている我が家としてはちょっと試してみたいかも!ということになり、1キロだけ買うことにした。
数々の種類があったけど、私たちが買った近江米の作り手さんは、田んぼに1年中水をはりっぱなしで、米ぬかなどを与え、土自体に力をつけさせ、自然の摂理に従うという考え方らしい。(毎年収穫して掘り起こすとミネラルを蓄積する暇もなく、結果土が育たないからまた新しい土や肥やしをあげることになり、返って土が痩せてしまうという考え方のようです)
一年中水をはった結果、たにしやカエルはいるし、収穫時にはてんとう虫が稲穂にとまるほど間違いなく全く薬っけがなく自然そのままらしい。冬は白鳥が水をはった田んぼで過ごし、その排出物がまた肥やしになると冬の田んぼの風景も見せてくれて、かなりのこだわりよう!それにしても、ここのご主人もかなりこだわりやさんみたいで、ともかく自信たっぷり。
早速我が家の自慢の九州の親戚の友人が自分たち用に育てているお米の耶馬溪米と比較することに。
左が我が家の耶馬溪米。粒の大きさはそんなに変わらないし、形も似ているけど、色がちょっと翡翠色が入っています。右が近江米。黄金色ですよね。

こちらが近江米の炊き上がり。もちもちした感じで粒がひとつひとつピカピカです。
お茶碗によそうとこんな感じ。このお米もやっぱりよく市販で炊いてある玄米と違い、白米に胚芽の部分がプラスされているような感じですよね。食べた感じは粒がしっかりしていてもちもちしています。
こちらが耶馬溪米。炊いてしまうとほとんど見分けつかないかも。こちらももちもちです。

耶馬溪米の方がより白米みたいに白い炊き上がりかな?玄米に見えなくないですか?こちらももちもちして甘くて味があります!

うーーん。どちらがおいしいとは勝敗がつきませんでした(^-^;)どちらもすごく贅沢ななんというか、お米の1粒1粒に力があるものの集合体みたいな感じで、贅沢なことに、これに食べなれちゃうと、白米が返って気が抜けた味がしてしまうから不思議(^-^)
妹が、ネットでやはり無農薬玄米を農家さんから直接買ったらしいですが、耶馬溪米とは全然おいしさが違ったというから、このお米はかなりレベルが高い方なのかなー?って思ったりして。ますます色々なお米を試してみたくなります。
あっ、でも、酸化させないというのが一番のポイントなのかもしれません。
なんと、我が家はこのために真空パックの機械を購入しました(汗)なので、送ってもらってからそのまま真空パックしてるので、これもかなりもちもち感が長持ちする秘訣かもしれません!!この玄米を精米した白米バージョンも、もちろんすごくおいしいですから(^0^)
コストコですぐ手の届く価格で売っています(笑)お勧めです!


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