Thursday, March 27, 2008

イル・ギオットーネ

京都に旅行に行った時にひとつだけ残念だったのが、イルギオットーネの予約ができなかった事。
行きたいねー!とは言っていましたが、なんとホワイトデーのお返しに丸の内のお店を予約してくれたという!っていうとすっごく聞こえがいいですねー。(笑)我が家の旦那さまに会ったことがある人であればこの意味が分かるはず(^0^)本当は我が家の食いしん坊、どうしても行きたくて、一応私の為ということになってますが、85%は自分が行きたくてたまらないからなんです(汗)まぁ、15%残ってる分いいとして(^-^)
最近はどこもアワアワブームですね。百合根と雲丹のカプチーノ仕立。味はごくごくあっさりで、和食みたい!
ヒラメのカルパッチョ。トマトのジュレとトマトのムースで。この透明なゼリー状のジュレがトマトです。
何回かお目にかかったことがあるけれど、どうして透明になっちゃうのかなぁ?でも、新鮮なトマトにかぶりついた時の味なんです。不思議ですねー。これはとっても美味です!
これ、お寿司みたいじゃないですか?マグロの下は里芋なんですが、ソースがこれまた初体験!卵黄とバルサミコのソースだそうです!これは、日本の黄身酢のイタリアンバージョンなのかしら?マグロは、馬刺しみたいに上品な味でした。
紅芯大根、パペッティーネという野菜とアワビ。これはもうイタリアンっていう領域を完全に超えていますね。ともかく、上品な味。先日ご紹介したカノビアーノもかなり出汁系でしたが、こちらはもっと京懐石っぽいといえばいいのかな?引き算の美学って感じです。
白魚とからすみ、菜の花のパスタ。パスタにはまぐりの出汁でも吸わせてるのかな?お吸い物をいただいているような感覚の味です。おいしー!!!

ちょっとこってりしたものが出てきました。フォアグラと温泉卵のココット。これはイメージ通り濃厚です。
最後は、鴨肉。プランタレッラという野菜だそうですが、鴨肉好きの私もさすがにお腹いっぱい!!
味は塩味ベースのシンプルな味付けですごくおいしかったです。
口直しのレモンのソルベ。

デザートはパンナコッタ。
一度来てみたかったんですが、ここもまた別格の味でにんにくとか使ってなくて、懐石料理をいただいたみたいで、なんだか目からうろこなイタリアンで、本当にびっくり!無二路のようなパンチのあるイタリアンとは対極にあって、上品で、美味っていう言葉がぴったりな感じ。
ここは、シーズンごとにどんなお料理になるのか来てみたい感じで、大満足でした(^-^)

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