Saturday, March 01, 2008

吊るし雛

もうすぐ桃の節句。去年主人の母に甘えてお願いした吊るし雛が出来上がってきた!!!すごい豪華(@0@)!本当にお母さんは器用だなー。我が家のサイズにぴったり! 桃の節句は女の子のお節句。吊るし雛には三角の部分が魔よけで、他のものは例えば食べ物に困らないように、とか色々意味のあるものが下げられたのだとお母さんは言っていた。椿に水仙、桃に毬、ツバメと豪華なメンバー構成(^-^)両サイドには、以前金沢に仕事で通っていた時に求めた九谷焼の風鎮をつけました。私的にはボンボリの代わりのつもりです(笑)
私の実家では母がいつも自分の大きな段飾りと私たちのお雛様を飾っていて、きっと今でも毎年やっている。母の段飾りは空襲の時におばあちゃんが背負って逃げたのだそうです。なので、戦争時でものもいい素材がなく、赤毛氈は薄い綿の粗雑なもの。若い頃、よくこの布変えたほうがいいんじゃない?って母に何度も言ったのに、おばあちゃんが背負って逃げた大事なものだからと母はその当時のままをずっと守ってきた。今はその気持ちがとてもよく理解できるようになった。

お嫁に行くのが遅れないように!と早めに出して、4日のお昼に菱餅と同じピンクとグリーンと白の3色のおそうめんをお雛様にご馳走してからしまうのがうちの慣わしだったけど、その願いかなわずお嫁に行ったのは遅かったな(^-^;)

住む環境が違ってなかなか段飾りまで受け継ぐわけにはいかないけど、私なりに日本の四季の行事を大切にしていきたいなって思う歳になりました。

1 comment:

Anonymous said...

Attention!